2011年12月27日火曜日

Visual Studio 2008 Tools for Office VSTO (Excel2007)

2011年12月初旬のWindowsUpdate(XP32Bit用)でEXCELのパッチが幾つか入っています。

自動UPDATEでパッチが当てられたようですが、

そうしたところVSTOで作った2007EXCELグラフの折れ線、折れ線上の数値が表示されなくなりました。

多分同様のプログラムを作っている方は既に苦情が入り対応しているとは思いますが、そういう現象が発生しています。



現象)
グラフは色々な要素がレイヤリングされ(幾つかのレイヤーが重なって出来ている)、それを上から見ている感じです。

グラフエリア、プロットエリア、グラフ上凡例(数値)・・・などは各それぞれのレイヤーに置かれている。

今回、あるレイヤーの塗りつぶしが『自動』になっているとき、これまで塗りつぶしされなかったが、今回のパッチで塗りつぶしされるようにEXCELの仕様が変わったよう。

そのため、グラフが上手く印刷されない、となりました。

これはプレビューで見ると問題ないのですが、印刷するとグラフが出ない!となります。

EXCELのプレビューは、選択したプリンターのプレビューでも、相変わらずが全くあてになりません(見た目と印刷した結果が、全く一致しない)。EXCEL2010になっても変わらないですね。



対応)
1.グラフエリア、プロットエリアの塗りつぶしを『自動』から『なし』に変更。他にレイヤーがあるなら全て塗りつぶしなしにする。

2.折れ線の色をきちんと設定する(青線なら、パレットでちゃんと青を設定する)。グラフの各線をそれぞれちゃんと設定する。

たったこれだけ。



これで折れ線グラフの線と、線上のぽっち?と数値、印刷してもきちんと印刷できるようになりました。

まだ未対応の方は参考にして下さい。





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