2013年7月25日木曜日

爆速激速VPN=L2VPN


驚きました、@@
ある会社(ソフトイーサ)が出しているVPN=L2VPN。VPN処理をWINDOWS-OS上に配置したソフトウェアで行っている、ソフトウェアVPNです。

が、しかし!話さずにはいられないほど驚異的な爆速VPNだったので、話します、笑。
あ、しかし、同一局内=超近距離ですけど。

それと一般的なVPNはL3VPN=ネットワーク層で行います=俗に言うIPと言う奴。
このVPNはL2=データリンク層=一般的にはイーサネットを相手にしてます=当然L3まで処理が及ばないので構造的にも速そう=速い。






インターネットを介したVPN=当然距離によって速さはどんどん落ちて行きますが、通常VPNは入力業務では使えない激遅と言うのが相場で、当然SQLクエリとその応答を含んだVPNを介したパケット交換を行う業務システムは使い物にならないケースが多く、普通のファイル交換でもとろな~と感じるのが常識。
要するに、どのVPNハード屋も業務ソフトの作りが問題、と言う所に落とし込みます=俺のせいじゃない。

先日たまたまですがVPN案件がありアドバイスを求められ、F/WもグローバルIPも持っていない会社だったので、前から気になっていたソフトイーサのL2VPNをテストしてみては?そう提案しました。理由は数種のハードウェアを入れるより価格が安く数分の一の費用で済むから。

ルーター設定と環境を構築し(私は見てただけ)WINDOWSフォームで出来たSQLサーバーと通信を行うクラサバ業務システムをインストールし、さて、テストしますか!となりOPにデータ入力してもらったところ・・・


  なんと!!!  社内LANで使うよりVPNを介した方が動作が数倍速かった・・・、笑


実際のところのオチは、社内LANで使ったPCは数年使った古いXPマシン。windowsアップデートが沢山入り、数々の知らんソフトもインストールし、要するにかなり遅くなってしまったマシン。
リモートで使ったPCは箱から開けたての新品WIN7でCUPは遅いけど今どきのCUP、遅さの原因WINアップデートも変なソフトも入ってない=PCの一生のうちで一番早い時、です。

しかしそれにしても同一局内の数キロしか離れていない超近距離間通信+真っ新の一番速い状態のPCとはいえ、一応インターネットを介したVPNでトンネリングし暗号化処理まで行っているのにね。しかもWINDOWSにインストールしたソフトウェアが行っているソフトウェアVPNなのに!



とにかくクエリのレスポンスが無茶苦茶速く、キーをクリックした瞬間マスタテーブルの一覧表が表示されるのですよ、0.01秒位!?その他の複雑で多量データからSQLクエリを行う処理も同様に爆速。しかもストアドを全く使っていない業務システムです。もしや社内LANより速いのでは?と一瞬思ってしまった程の速さだったので驚いた訳でした。

が、実際は何処までインターネットと言うところへ出ていたのかは不明ですけどね・・・



次回は500キロ離れた場所からテストをするそうで、どれだけ遅くなるか結果が楽しみです。
でも本当に使えるほどの速さだったら、L3VPN=普通のVPNなんて死に体=化石では?と思います。
ただもし本当に超高性能だったら、発売元の会社やこの製品が潰されないか心配・・・だってL3VPNなんかで商売になる訳がない・・・

と、現時点ではその位の驚きでした。 世の中って広いね・・・






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