2013年3月5日火曜日

SQL SERVER 2012化対応することで問題発生するVisualStudioと.NetFrameworkとクリスタルレポートを使った業務システム


(この記事は、現在進行形のため随時追加変更される可能性あります)


(2013/3/4現在)


あるところでDBをSQL SERVER 2005からSQL SERVER 2012化しようと、.NetFramework(VisualStudio)で作成された各種システムに問題が出ないか調査していますが、VisualStudio2008で問題発生。
ちなみにSQLServer2012はSP1も出たことでベンダー各社積極的に利用を推進しています。サーバーOS、サーバーソフトウェアはSP1リリース=積極販売開始の合図なので、覚えておいて良いと思います。


 


『 稼働中の各種システム 』
・フレームワーク: .NetFramework3.5
・開発ツール:VisualStudio2008
・テンプレート:WindowsForm(問題に関しては他のテンプレート、例えばWebも同様と思われる)
・DB:SQL SERVER 2005
・クリスタルレポート2008

『 変更された環境 』
・DB:SQL SERVER 2012(DBの互換性レベル110:SQL Server 2012)

『 問題発生箇所 』
・テーブルアダプターのクエリを作るウィザードでエラー発生
 エラーメッセージ:「このサーバーバージョンはサポートされていません。サポートされているサーバーはMicrosoftSQLServer2005までです。」



SQL SERVER 2012化対応することで問題発生するVisualStudioと.NetFrameworkとクリスタルレポートを使った業務システム


・DBの互換性レベル90:SQL Server 2005にしても改善しない


『 対応 』
・VisualStudio2010化する(クリレポがなければVS2012化する=新しい方が後々良い)
 これしか方法がないのでそうします。が、こうするとクリスタルレポートのマージモジュールのバージョンに・・・。クリレポついては他の記事を参照ください。
Visual Studio 2008からVisual Studio 2010へのアップグレード(Crystal Reportsを含む)
CrystalReports2010インストールエラー 2753
VisualStudio2012にSAP Crystal Reports が対応!(祝)



「 後記 」
 くだらん!そんな話か・・・そう思う方は多いと思います。単純にTableAdapterやウィザードを使わず開発すれば良いだけの話。実際ウィザードやTableAdapterを使っている共同開発作業現場があるか?昔は皆無。
 しかし最近ではこの手のMS側問題がどんどん改善されTableAdapterとウィザードが十分業務で使えるレベルにまでになっています(VS2010やVS2012)。最近の私は積極的に使います。(トランザクションには使えん・・)。
理由は、
 簡単に済ませて良い画面などはウィザード+TableAdapterを使うことで、工数が1/100程に圧縮できる可能性があるので、手作りで作っていては儲かりません。これは画面1枚5分で完成する計算です。




本日現在こんなところです。つまんなかったですか?、笑




「ちなみに」
 バイナリーレベル、つまり、WindowsFormを使ったシステムですが(Webでも同様と思われる)PCへインストールした状態で実行しても特に動作に問題は出ていません(DBi/o、クリレポ、共に)

「後記2」
 既にクリスタルレポートはVS2012からなくなったが、→ 使えるようになった!(祝)、VisualStudioや.NetFrameworkなど、こういった他社ツール=ブラックボックスのソフトウェア=利用しているこちら側で変更不可能なソフト は商売が絡むので割と頻繁にバージョンアップされるが、可能であれば顧客に随時予算を使ってもらいツールのバージョンアップ時にシステムのバージョンアップを続けた方が良いよう感じます。(規模によりますが、、、どちらにしろこのご時世では無理かな?)
 理由は、フレームワークや他社ブラックボックスソフトが変更された場合にどのような問題が発生するかわりと見えてきます。よって2回目以降のバージョンアップが割としやすい。
 数年後のある時点でバージョンアップする場合、かなり苦戦すると思います。その時点で新システムへ移行するならその方が儲かりますからそれはそれで良いですが。




以上

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