2013年2月21日木曜日

DELLのT105でWindowsServer2012にHyper-VでVM3つ


今回DELL T105を使い、WindowsServer2012Datacenter上でHyper-V3.0を有効にし、Active Directoryを仮想化していましたが、やっと安定しました。





しかし今更今どきT105の話をしても仕方ないのですが、、、、

が、デルのタワーサーバーは良いですね。
今回T105(1.5万)を使いましたが、同時期に購入したHPのML110G5(1.5万)とは比べ物にならないほど良いです。

箱から出してすぐわかるのが筐体がかなりしっかりしている点。正直この時点でML115では勝負にならないと感じますし、中を開けても内部シャーシのクリアランスが非常にキチッとしています。
HP・・・これがどうしてMadeInTOKYOなのでしょう?中国製のDELLの方がよっぽどマシ。これは結構残念に感じました。

実際HP ML115G5は使用を開始してから3か月目にVGAが壊れ画面が映らなくなり2台廃棄。ML115は3台も購入してしまいましたが使う気にもなれず処分に困っています。T105を3台購入しておけば良かったと真面目に後悔しています。

T105は音が静かなところも良いです。とろいAMDですが負荷をかけようがいまいがFANはずっと静かで(負荷の掛かりようがない!?)、HDD音だけが異様に煩く感じます。それに比べML115G5はブート時に爆音を出しますし、普通に動いていても煩いです。ファン音がダメ。

DELLはこれ以外に数年前に顧客に安いタワーサーバー(10万~20万)を導入し、1台は10名程のファイルサーバー、もう1台はaccessDBを入れ5台ほどの業務アプリPCから共有DBとして使っていますが、大した負荷をかけていないせいもありますが、4年経った現在も普通に動いています。トラブルは皆無、1度もなし。
Xeonの低クロック物でしたがFAN音はかなり静かで、最近少々煩くなりましたがこれは埃のせい。誇りはオーバーヒートも引き起こす原因になるので埃の場所に置かないことです(もしくは掃除機をかける)。

最近、静かさを売りにしている富士通の安いタワーサーバーの話など聞いてますが、ちょいイマイチな様ですね。
PCは圧倒的にダメなDELLですが(基本、知人にも客にも絶対薦めません)、タワーサーバーはかなり良いと思いますよ。タワーに関しては今後もDELL以外使わないかな?と思ってます。DELLラックは使ったことがないので不明?



と、まるでDELLの回し者のようですが?今更T105ですが、WindowsServer2012Datacenter、ドライバーが心配でしたが普通にインストールできました(DLしたISOはDVDに焼き、ドライブに入れ電源を入れただけでInstall完了)。NICもI-O DATAの安いPC用ですがただ差しただけで付属ドライバー入れずも普通に動作しています。
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 「T105 Hyper-V3.0仕様」
・ M/M:8GB
・ HDD:320GB:付属のSATA(シングル)
・ CPU:AMD 1212 Dual-Core
・ NIC2枚(1枚は仮想アダプター用オンボード、1枚はリモートからの接続用io-data)
・ ホストOS(2012Datacenter64bit)ではHyper-Vのみ稼働(ドメイン参加なしのワークグループ)
・Hyper-V仮想スイッチ
 ・仮想スイッチは外部ネットワークでオンボードNICを使用
  「管理オペレーティングシステムにこのネットワークアダプターの共有を許可する」をチェックすると選択したNIC
  (この場合オンボード)が共有されるが、共有したくないのでi-o dataNICを増設
  チェックしてしまうとDHCPなどが稼働している場合はセキュリティー上問題が出るケースあり
 ・仮想ネットワークアダプターのMACアドレスの範囲はHyper-Vインストール時のIPアドレス(私的環境ではルーターDHCPから割り当て)の一部が下位4bitに割り当てられるようだが特に問題ないのでそのままに)
・ VM(ゲスト)
 <常時稼働>
 1.ADDCサーバー(WindowsServer2012Datacenter、仮想メモリ1024~1980MB動的、メモリ重み+1)
   FSMO
 2.ADDCサーバー(WindowsServer2012Datacenter、仮想メモリ1024~1980MB動的、メモリ重み±0)
 3.メンバサーバーDB(WindowsServer2008STD、SQL SERVER 2012 STD、仮想メモリ2980MB固定、メモリ重み+2)

この仮想メモリ量で、8GBのM/M上で3VM動作しておりホストOSの動作を含め現在のところ特に問題なし。試しにADDCは動的メモリにしたが起動メモリ量1024MBから動きません(動きようがない?)。

上記はテスト的に作った環境ですが、ドメインに属するクラサバ業務システムが5つ入ったクライアントPCからDBサーバーへデータI/Oしているだけでストアドも大した量はなく、数名で使っても特に何も起こりません。ただ20秒ほどかかるクエリを同時に実行されるとカナリ厳しいですが、、、が、動作させるのが目的だったので良しです。




恥ずかしながら今回ActiveDirectoryを学習しながら作った環境なので、厳密に言えば解決しなければならないエラーもログに上ったりしますが、一先ず問題な箇所を除いて無視。
ADDCの時計は、FSMOサーバーのハードを見に行っています。よってエラーが定期的に発生しています。しかし業務終了時に毎回サーバー電源を切るので、こうしないと翌日立ち上げたときに時計がえらいことになってしまうので、良しとしてます。我ながら適当な運用です。


参考資料ですが、WindowsServer2012の本はあまり売られていないので、2008r2用で代用しました。
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この本、100点本ではなく70点程ですが、そこそこ重宝しています。但し使えるのは前半のAD関連箇所とコラム(補足)のみ、後半は詳細な製品紹介レベル。故に構築作業にはほとんど役にたたず。またコラム等の補足がない個所は何故それを選択するのか理由が書かれていないため無理やり本・的な感じがします。優秀な方が書かれているようですが圧倒的にページ数が足りません(5~6倍は必要)。

こちらは例えばADDC構築ウィザードで何故その選択をするのか理由が書かれているので、NETを使わずに理解を深めたり真似をして小さなシステムを構築するならこちらの方が個人的には好きです。ただそういうものは伝わらないのかあまり売れていないようですが(上の本は増刷増刷ですが・・・netを併用しないと半分は役に立たないのに・・・皆さん雰囲気がわかればそれでOKなのかな?それとも営業が見て勉強する用本?)
byAmazon

ただ最終的にはnetで自力で不明点を潰し学習しながらの作業になるので、やはり本だけで知識を得て構築するのは無理です。
それと当たり前ですが2012svHyper-VのVM上でActiveDirectoryを動作させる方法は解説されていません。この辺はログエラー潰し、障害復旧方法と実テストを含め、これから実際に実験を続けてゆかないと本当に使えるものであるのか検証が終わりません。ネットワーク屋なら、まだこの段階では検証レベル全体の1/3と言ったところでしょうね。





と、なんだか方向性の見えない文章になりましたが、
 ・T105は良い!DELLタワーサーバーは良い!と言う事が言いたかったのと、
 ・ゲストVMに構築した2台のADDC+DBサーバーは今のところは問題なく動いてます(エラー少々無視)
と言ったところです。





そのWindowsServer2012ですが個人的には大変良いです気に入りました。2008SVは細部のツメがイマイチで正直使う気になりませんでしたが2012SVは非常に好印象なサーバーOSで、これならPCのように!とまではいきませんが、今後も使いたいと思った初のサーバーOSです。(サーバーマネージャーが少々重すぎますが・・それ以外は良いです)

しかし仮想化って2012SVが良いこと以上にもっと良いですね。他にもXP、Win7、Win8のVHDも作っていますが、これだけ便利に簡単に使えるようになると物理HDDにOSをインストールするのが大変馬鹿らしく感じます。もうVHD以外扱いたくないです。逆に言うと、これからはこれまでとは違い一派的にも広がってくる可能性があると思えるので、いま覚えておかないと時代において行かれると思います。今回やってみて良かったです、(笑)

もう一つ!VDI、以前から興味があり、2012svになってVDIがどう進化したかかなり期待していたのですが・・・大した進化なく、ただ管理は大幅に良くなったようです。ただこの仕組み自体が複雑すぎる感があるので、次期サーバーOSまで我慢です。
ですが仮想化技術の進化が良くなっているのでVDIも構築しやすくなっているようですけど、現状では複雑な仕組みゆえ・・・中小にはコンサル出来ない代物です。

でもぶっこんじゃうんだろな~その手の営業なら、そして面倒だ、使えないと烙印を押され悪いうわさが広がる・・・のはお前らのせいだったのか!?(笑)






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